プロット図は、電気工事を進めるために重要なものです。
しかし、具体的にどのようなものかご存じない方もいるでしょう。
この記事では、電気工事のプロット図について解説します。
▼電気工事のプロット図とは
電気工事のプロット図とは、総合図と呼ばれることもあり、建物の構造や設備などの設計情報をまとめた図面です。
工事の最初に作成し、打ち合わせを進めるにつれて書き込まれる情報が具体的になっていきます。
▼プロット図の種類
■床プロット図
床プロット図は、建物や部屋の床面に配置する機器の状態を書き込むプロット図です。
コンセントの位置や分電盤など、どこに何の設備を設置するかを表します。
電気機器は、暮らす人の生活に大きく影響するものです。
そのため、生活する時の動線を考えながら、使いやすさを重視して配置する必要があります。
■天井プロット図
天井プロット図は、建物や部屋の天井に配置する機器の状態を書き込むプロット図です。
照明機器や放送機器など、設置する機器のシンボルを書き込みます。
天井プロット図に書き込むものは、電気設備だけではありません。
カーテンレールやエアコンなど、天井面に設置するものは全て書き込む必要があります。
▼まとめ
電気工事のプロット図は、建物の工場や設備などの設計情報を書き込む図面です。
プロット図を作成することで建物全体の状況を把握できるため、スムーズに工事を進められます。
『株式会社Story』は、千葉県で電気工事を行っている会社です。
分電盤や屋内電気設備などの工事を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。