配線コードを束ねる際の注意点とは?

近年は、暮らしの中でさまざまな電気機器を使用していることもあり、配線コードが多いご家庭もあるでしょう。
配線コードが増えると、乱雑した印象を与えるため、束ねている方も多いのではないでしょうか。
今回は、配線コードを束ねる際の注意点をまとめましたので、参考にしてみてください。
▼配線コードを束ねる際の注意点
■ゆったりと束ねる
配線コードには「ここまでなら曲げても大丈夫」という「許容曲げ半径」の値があります。
これを超えてきつく束ねた場合、コードの密接部分が熱くなる「ジュール熱」という現象に注意が必要です。
コードにホコリや可燃物が近づくと着火し、火災が起こる恐れがあります。
配線コードは円形に丸め、結束バンドを使ってゆったりと束ねるのがポイントです。
■束ねすぎない
1つのコンセントに複数のプラグをさしている場合、まとめてコードを束ねるとすっきりと見えます。
しかし複数の配線コードを束ねると、絡まってしまう恐れがあります。
さらにホコリやゴミがつきやすくなってしまうため、束ねすぎないのもポイントです。
本数を少なくすることで、絡まりによる配線コードの断線を防げます。
■消費電力の少ないものに限定する
注意して束ねても、大きな電流が流れるコードの場合、熱がこもって発火するリスクがあります。
そのため、消費電力の少ない配線コードに限定して束ねるのがポイントです。
電化製品には消費電力の表示が義務付けられていますので、確認してみましょう。
▼まとめ
配線コードを束ねる際は「ゆったりと束ねる」「束ねすぎない」「消費電力の少ないものに限定する」といった点に注意が必要です。
あらかじめ注意点を頭の中に入れておくと、安全に束ねられるでしょう。
千葉県千葉市にある『株式会社Story』では、さまざまな電気工事を行っております。
配線コードに関することは、豊富な経験と確かな技術を持つ当社にお任せください。

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