生活に欠かせない電気は、種類によって違いがあります。
種類の違いを表す言葉が「弱電」と「強電」ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、弱電と強電の違いについて解説します。
▼弱電と強電の違い
■使用用途
「電気はエネルギーとして利用するもの」というイメージが強い反面、信号としても使われています。
弱電は電気を信号として使うのに対し、強電はエネルギーとして機器に供給される電気です。
こうした使用用途は、弱電と強電のもっともわかりやすい違いと言えます。
■電圧
電気は「低圧」「高圧」「特別高圧」「弱電」の4つに分かれますが、弱電以外は全て強電に当てはまります。
電気信号に使われる弱電の電圧は48V以下なのに対し、エネルギーとなる強電には48V以上のパワーがあるからです。
■感電するか否か
弱電は情報を伝える信号をコントロールする電気ですので、感電する可能性は低いです。
しかし強電は電圧のレベルを問わず、感電するリスクがあります。
弱電の身近な例は電話線やインターネット配線ですが、これらに触れても感電することはありません。
一方で家庭用のコンセントは強電ですので、使用する際は常に感電への注意が必要です。
▼まとめ
弱電と強電には、使用用途・電圧・感電するか否かに違いがあります。
電気に信号とエネルギーの2つの使用用途があることを知っていると、弱電と強電の違いを理解しやすいです。
また、感電するかしないかもわかりやすい要素と言えるでしょう。
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