病院・学校・工場などで、大量の電気を利用するために欠かせないのが「受変電設備」です。
受変電設備には、どのような役割と種類があるのかご存じない方も多いでしょう。
そこで今回は、受変電設備と種類について解説します。
▼受変電設備とは?
■低電圧に変換する設備
発電所から変電所を通して送られる電気をとり込み、低電圧に変換させる設備一式のことです。
安全性を重視した遮断器、電圧を変換する変圧器、設備の監視と制御をする制御装置などで構成されています。
また漏水や落雷など、配電時の事故が発生した際には、負荷設備を保護する役割も担っています。
特に工場や病院など、大容量の電力が必要となる施設に設置することが多いでしょう。
■受変電設備の種類
受変電設備には、オープン式とキュービクル式の2種類があります。
オープン式はフレームで基礎をつくり、遮断器や断電器などを据えつけした受電設備です。
設備の点検や入れ替えはしやすいですが、感電のリスクが高くなるため気をつけましょう。
一方キュービクル式とは、金属製の箱型に必要な設備が全て詰め込まれた状態のものです。
狭い中に機器が入っているためメンテナンスは大変ですが、耐久性は優れています。
▼まとめ
受変電設備とは、電気をとり込み、低電圧に変換させる設備一式のことです。
遮断器・変圧器・制御装置などのさまざまな機器で構成され、電力の必要な施設で重要な役割を担っています。
『株式会社Story』では、大型事業所から一般の施設まで、受変電設備工事を承っております。
受変電設備に関してご相談があれば、ぜひお問い合わせください。