制御盤内の温度や湿度によっては、結露が発生する場合があります。
では結露ができると、どのような影響を与えるのでしょうか。
今回は、制御盤内の結露が与える影響についてご紹介します。
▼制御盤内の結露が与える影響
■故障や劣化
制御盤は基本的に水分に弱いため、結露が発生してしまうと水分を含みやすくなり、故障や劣化につながります。
接点部分に結露ができて短絡してしまうと、故障が起こってしまうでしょう。
制御盤は徐々に劣化するのではなく、突然壊れてしまう場合もあるため注意が必要です。
■サビの発生
制御盤内に結露ができると、サビが発生しやすいです。
サビだけであれば制御盤は壊れませんが、ネジが固着してしまう恐れがあります。
ネジが固着すると、配線を変更する際に作業が困難になるでしょう。
またサビは徐々に広がっていくため、さまざまな箇所に影響を与えてしまいます。
■カビの発生
カビは、湿度の高い場所に発生します。
結露ができる場所は湿度が高いので、制御盤内にカビができやすくなり、故障する恐れもあるでしょう。
また、湿度が高い場所はケーブルの外装が膨らみやすく、導線が腐食しやすいです。
▼まとめ
制御盤内の結露が与える影響は、故障や劣化・サビやカビの発生などが考えられます。
結露ができると制御盤にダメージを与えてしまうので、しっかりと対策することが大切です。
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