分電盤を交換する目安とは?

分電盤は、電力会社から送られてきた電力を複数の回路に分け、それぞれの場所で使えるようにする電力供給システムです。
建物には必ず設置されていますが、分電盤にも寿命があります。
今回は、分電盤を交換する目安をまとめましたので、参考にしてみてください。
▼分電盤を交換する目安
■法定耐用年数
分電盤には法定耐用年数が定められており、期間は15年です。
ただし、分電盤を製造しているメーカーの多くが、交換の目安を13年としています。
法定耐用年数の15年を迎える前に交換しておくことで、安全に電気を使用できるからです。
そのため、住宅用の分電盤は13年を目安に交換するのがよいでしょう。
■機能
分電盤を交換するにあたって、目安の1つとなるのが機能です。
古い分電盤は、住宅の漏電を感知して自動的に電気の供給をストップする「漏電ブレーカー」がついていないものがあります。
分電盤を確認し、どのような機能がついているかをチェックしてみましょう。
漏電ブレーカーがついていないのであれば、交換のタイミングです。
■異変
分電盤から異音や焦げくさいにおいがするといった異変が現れた時は、早急に交換する必要があります。
触ると熱くなっていたり、変色していたりする状態をそのままにしておくのは非常に危険です。
少しでもおかしなところが見られたら、電気工事の専門家に相談しましょう。
▼まとめ
分電盤を交換する目安として、法定耐用年数・機能・異変などがあります。
法定耐用年数は15年ですが、メーカーが推奨する13年を目安に交換するとよいでしょう。
漏電を探知する漏電ブレーカーがついていないタイプは、必要な機能を備えた分電盤に交換しておくと安心です。
また異変が生じている時は、早めに専門家に相談しましょう。
千葉市の『株式会社Story』では、大型事業所や施設などの分電盤の工事を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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