電気工事や設備の計画において、正確な情報を共有するために電気図面が利用されます。
しかし、電気図面の種類をご存じない方もいるでしょう。
この記事では、電気図面の種類について解説します。
▼電気図面の種類
■単線接続図
単線接続図は、電気回路の構造や要素を1本の線で表現する図面です。
電気系統の構造を簡潔に表示できるため、一目で主要な機器の位置関係や配線の流れを把握できるでしょう。
ただし、簡潔に表現しているため、実際の配線が分かりづらいこともあります。
■複線接続図
複線接続図は複数の線で電気回路を表現する図面なので、単線接続図よりも詳細な情報を把握できます。
配線の本数をそのまま図面に表現するため、実際の配線をイメージしやすいでしょう。
■内部接続図
内部接続図は電気設備内部の配線や接続を示しており、裏面接続図とも呼ばれます。
実際の配置をそのまま書き起こしているため、単線接続図や複線接続図よりも複雑な図面です。
■屋内接続図
屋内接続図は、建物内の電気設備の配置や接続を示す図面です。
電源設備・負荷設備・通信設備ごとに種類が細分化されており、用途ごとに使い分けます。
▼まとめ
電気図面には、単線接続図・複線接続図・内部接続図・屋内接続図があります。
作業ごとに図面を使い分けることで、スムーズに電気工事を進められるでしょう。
千葉県の『株式会社Story』では、大型施設や一般住宅の電気工事を行っています。
長年培ってきた経験を活かし、高品質な施工を行いますので、電気工事についてお悩みの方はいつでもお問い合わせください。